2014.07.04 FRI
このプロジェクトに関連した様々なイベントをご紹介します。

ナショジオ授業『宇宙と未来』開催レポート

「ルナドリームカプセルプロジェクト ナショジオ授業『宇宙と未来』
supplied by POACARI SWEAT」開催レポート
6月23日(月) 厚木市立厚木小学校
特別講師と宇宙について楽しく学び、月にメッセージを送ることで夢を持ってもらいたい。そんな子どもたちへの希望を込め、大塚製薬とナショナル ジオグラフィック チャンネルが共同開催する特別授業が「ルナドリームカプセルプロジェクト ナショジオ授業『宇宙と未来』 supplied by POACARI SWEAT」です。

記念すべき第1回目は、6月23日(月)に厚木市立厚木小学校で行われました。大きなスクリーンが用意された体育館に4年生〜6年生までの470人の生徒が集合。授業がどのような様子で行われたのか見てみましょう!
月が持つ可能性に胸を膨らませる子どもたち
この特別授業は、宇宙について学ぶパートと月へ運ぶメッセージを記入するパートの2部構成。前半で宇宙について興味を持ってもらい、後半で自分の夢について考えてもらうのが目的です。
チャイムが鳴り、宇宙について学ぶパートが始まります。初回の特別講師は、国際宇宙ステーションの組み立てに貢献した山崎直子宇宙飛行士。本物の宇宙飛行士の登場に子どもたちからも自然と大きな歓声が上がりました。
このパートでは、ナショナル ジオグラフィック チャンネルが制作した3本の映像が上映されます。太陽系の惑星に関する「COSMOS −−太陽系の惑星たち」、国際宇宙ステーションでの宇宙飛行士の生活を中継した「Live From Space」、月について解説する「MOON 101」です。
子どもたちの反応が大きかったのは無重力空間でのリアルな生活が分かる「Live From Space」でした。特に驚いていたのが、おしっこをリサイクルして飲み水にしていることが語られたシーン。「500mlの水が入ったペットボトルを運ぶには、約100万円も掛かりますからね」と山崎宇宙飛行士が補足すると「えー!」という驚きの声があちこちから上がりました。
さらに「MOON 101」の上映後には、月に水があるかもしれないという話に発展。
「月の水は海や湖のような形ではなく、岩の中に含まれています。月に水があれば、人が住めるようになるかもしれません。わくわくしますね!」と山崎宇宙飛行士。子どもたちは期待に胸を膨らませるように、月が持つ可能性の話に聞き入りました。
宇宙に関する驚きのエピソードが語られる映像に見入る子どもたち
「宇宙食はおいしいの?」大盛り上がりのQ&Aコーナー
たくさんの子どもたちが質問をするために手を挙げた
たくさんの子どもたちが質問をするために手を挙げた
3本の映像が終わり、山崎宇宙飛行士とのQ&Aコーナーに入ります。
みんな宇宙に対して興味を持ってくれたのか、たくさんの子どもたちが元気に手を挙げてくれました。 やはり、多かったのが「宇宙の暮らし」に関する質問。宇宙に詳しい子からは「宇宙ゴミ」に関する質問までありました。
たくさんの子どもたちが質問してくれた中から、ピックアップしたQ&Aを見てみましょう。
宇宙食はおいしいの?
はい、おいしいです。
宇宙では血液が頭のほうに移動して、鼻づまりのように味覚が鈍くなるので、カレーのようなスパイスの利いた味が人気です。
宇宙食はお腹いっぱいになりますか?
いいえ、宇宙食は小さめなので1つだとお腹がいっぱいにはならないです。
3つぐらい食べたり、ちょっとお腹が空いた時はチョコレートやクッキーなどのお菓子をつまみますよ。
寝る時に浮かんでしまうのをどうやって止めるんですか?
寝袋を壁にマジックテープなどで止めた状態で寝ています。
無重力だから壁に立ったまま寝たり、天井で寝たりすることもできるんですよ。
ちなみに、わたしは壁に立って寝るのが好きでした。
宇宙ゴミがぶつかって影響が出たことはありましたか?
わたしが15日間乗ったスペースシャトルを地球に帰ってからよく見ると、窓ガラスに3カ所ひびが入っていました。
宇宙ステーションにも小さなゴミは当たっていますが大問題にはなっていません。
大きなゴミは地上から望遠鏡で観察していて、接近する時には『よけなさい』と警報を出しています。
Q&Aコーナーの最後には、山崎宇宙飛行士から子どもたちにメッセージが送られました。
「5年後、10年後の自分を想像してみて下さい。『こうなりたい』と強いイメージを持っている人もいれば、まだ考え中の人もいると思います。わたしもお花屋さんや学校の先生に憧れた時もありました。目の前のことをおろそかにせず、いろいろなことに興味を持って夢を描くことが大切です。そして、その夢に向かって大きく羽ばたいて下さい。応援しています!」
子どもたちへ夢を持つ大切さを伝える山崎宇宙飛行士
子どもたちへ夢を持つ大切さを伝える山崎宇宙飛行士
自分の夢と向き合い、子どもたちは真剣な表情に
次は将来の夢について考えてもらうパートです。山崎宇宙飛行士が退場した後、1人に1枚ずつ夢を書くための紙が配られました。その紙に書かれた夢はそのままの筆跡でプレートに刻まれ、ルナドリームカプセルと一緒に月へ向かいます。
では、月に届いたメッセージはどうなるのか? 夢を書く前に、ドリームカプセルに込められた思いを理解してもらうために、約30年後の未来を描いた映像を上映しました。月に行った宇宙飛行士がドリームカプセルを開け、子どものころに書いた自分の夢と対面するというストーリーです。
ドリームリングを手にする子どもたち
このプロジェクトのために制作されたオリジナル映像
「本当に自分の夢が月に届く」、「自分も月に行けるかもしれない」。そんなことを実感したのか、子どもたちは真剣な表情でそれぞれの夢を思い描きます。あっという間に書いてしまう子、考えながらじっくり書く子、友達と話しながら書く子などさまざまです。

ひと通り子どもたちが夢を書き終えたタイミングで、ドリームカプセルの実物が登場! プロジェクトリーダー浅見慎一氏が、指輪型をした鍵「ドリームリング」でカプセルを開ける様子に子どもたちは興味津々でした。

浅見氏から「いつか月面を訪れた宇宙飛行士がこのカプセルを開ける時が来るでしょう。その宇宙飛行士の中に、この小学校の子どもたちがいてくれたらいいなと思います。夢に向かって頑張って下さい!」とエールが送られ授業は終了。授業に参加してくれた子どもたちには「ドリームリング」がプレゼントされました。

子どもたちへ宇宙の面白さと夢を抱くことの大切さを伝える特別授業「宇宙と未来」。今後も全国の小学校で開催予定です。楽しみにしていて下さいね。
月へ送る夢を書く表情は真剣そのもの
月へ送る夢を書く表情は真剣そのもの
ドリームカプセルが開く様子に興味津々
ドリームカプセルが開く様子に興味津々
ドリームリングを手にする子どもたち
ドリームリングを手にする子どもたち

この記事を共有する

イベントに関する記事